「ビハーラサロン」について
実践運動熊本教区委員会では、重点プロジェクトに「災害支援」を掲げている。そして、その実践目標を「災害支援:東日本大震災をはじめとする被災者への支援」としているが、「平成28年熊本地震」を受け、従前の計画を遂行しつつも自教区内の災害支援を最優先に取り組んできた。
地震直後から行ってきた寺院の片づけ作業等のボランティア需要が収束し、被災者の暮らしも避難所から仮設住宅への移行が完了する中、「心の支援」がより重要となってきたため、まずは「被災者支援のための講演会」を開催した。
その後、仮設団地を訪ね、市社協職員・自治会長さんとの打ち合わせを経て、平成28年12月舞原仮設団地における活動が始動した。
次いで、平成29年3月より塚原仮設団地、東町仮設団地における活動、5月より藤山仮設団地(第1・第2)での活動も始まり、現在4ヶ所において月例のサロン活動を行っている。
今後の課題として、教区ホームページ等において日程をはじめとするビハーラサロン関係の情報を積極的に発信し、活動に参画・協力いただける方々との連携をとり、また、活動を通じて集まった「被災された方々の声」を教区委員会の活動全体に反映させられるよう方途を講じていきたい。
【関係資料】
- 「被災者支援のための講演会」概要・・・別記①
- 活動場所の所在地と戸数一覧・・・・・・別記②
以 上
①「被災者支援のための講演会」(ビハーラ特別講演会)概要
- 期 日 平成28年10月24日(月)
- 場 所 教区会館2階大広間にて
- テーマ 「被災地でのサロンの開き方」~その人の生活に寄り添う~
- 講 師 武田和典さん 特老・老健・医療施設ユニットケア研究会代表
- 参加者 48名
※実践運動教区委員会・ビハーラ熊本共催行事。この講演会を受けて、具体的な活動の模索が始まる
②活動場所の所在地と戸数一覧
団 地 名 | 所 在 地 | 戸数 |
舞原仮設団地 | 熊本市南区城南町舞原158-7 | 87 |
塚原仮設団地 | 熊本市南区城南町塚原81-3 | 96 |
東町仮設団地 | 熊本市東区東町3-4 | 38 |
藤山第1仮設団地 | 熊本市南区城南町藤山885-3 | 150 |
藤山第2仮設団地 | 45 |