教区実践運動

御同朋の社会をめざす運動

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第5期 2024(令和6)年度から2027(令和9)年度までの4年間

「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)
熊本教区総合基本計画

 宗門では、1986(昭和61)年より「御同朋の社会をめざして」という目標を掲げ、「基幹運動(門信徒会運動・同朋運動)」を進めてまいりました。
 その成果と課題をもとに、さらに教えを宗門内外に広く伝えていくこと、また従来の枠組みを超えた多様な活動を、より広く実践していくことをめざし、宗門では、2012(平成24)年4月から、運動名称を「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)と改め、基幹運動の成果と課題を踏まえた宗門全体の活動として進めています。
 熊本教区においては、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)総合基本計画、ならびに重点プロジェクト基本計画に基づき、「熊本教区重点プロジェクト」を策定し、全員による実践運動として、現実の社会の中で苦悩する人々の声に真摯に耳を傾けながら、門信徒ならびに僧侶・寺族すべてが実践者として、その成果と課題を着実に挙げていくことをめざします。
 基幹運動から実践運動へと移行して12年が経過しましたが、実践運動が「基幹運動の成果と課題を踏まえる」という方針を前提にしているにも関わらず、現状では「基幹運動がどのような運動であったか」という認識が薄れつつあるように思われます。それを踏まえ、改めて「基幹運動の成果と課題」を明らかにすると共に、基幹運動での成果の例であった「実践運動人権啓発推進僧侶研修会(組僧侶研修会)」と「門徒推進員養成連続研修会(組連研)」の教区内全組での開催を実践目標と致します。
 併せて、基幹運動として取り組んできた諸事項(部落差別問題、非戦・平和問題、ハンセン病問題等)にも、内容を点検しながら、ひき続き取り組んでまいります。
 専如門主は、ご親教『念仏者の生き方』において「今日、世界にはテロや武力紛争、経済格差、地球温暖化、核物質の拡散、差別を含む人権の抑圧など、世界規模での人類の生存に関わる困難な問題が山積していますが、これらの原因の根本は、ありのままの真実に背いて生きる私たちの無明煩悩にあります。」とお示しくださいました。これらの現代社会における諸問題に対して、私たちは阿弥陀さまの慈悲に包まれ、智慧に照らされている者どうしであることを自覚しつつ、親鸞聖人のお姿を鑑として、互いに支え合って生き抜いていくことこそが、大切でありましょう。
 お念仏のみ教えを、混迷の社会を導く灯火(ともしび)として高く掲げ、人々にわかりやすく広く伝えながら、立場の違いを認めつつ、誰もが排除されることのない心豊かに生きることのできる御同朋の社会の実現をめざして、共に歩みを進めてまいりましょう。

 

1.教区テーマ

「人の悲しみと向きあうことのできる私に」

 

2.教区重点プロジェクト

スローガン 結ぶ絆から、広がるご縁へ


 
重点プロジェクト 実践目標 (1)<貧困(ひんこん)克服(こくふく)()けて ~Dāna(ダーナ) for(フォー) World(ワールド) Peace(ピース)~ >
   -()どもたちを(はぐく)むために-
(2)僧侶と門信徒がともに、み教えと人権・平和への学びを深める
(3)災害対策・被災者支援に取り組む
期  間 2024(令和6)年度~2027(令和9)年度 <4会計年度>
達成目標 (1)①子どもたちの置かれた困難な環境を学び、支援の輪を広げる
(2)①組実践運動人権啓発推進僧侶研修会の教区内各組での開催
   ②組門徒推進員養成連続研修会(連研)の教区内各組での開催
(3)①災害時に被災地・被災者支援を行う
   ②有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実
推進計画 令和六年度 (1)県内各地域に根差した活動に学び、各地域での支援の輪を広げる
(2)組実践運動人権啓発推進僧侶研修会と組門徒推進員養成連続研修会(連研)の教区内各組での開催を推進する。
(3)*災害時に被災地・被災者支援を行う
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実に取り組む
令和七年度 (1)県内各地域に根差した活動に学び、各地域での支援の輪を広げる
(2)組実践運動人権啓発推進僧侶研修会と組門徒推進員養成連続研修会(連研)の教区内各組での開催を推進する。
(3)*災害時に被災地・被災者支援を行う
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実に取り組む
令和八年度 (1)県内各地域に根差した活動に学び、各地域での支援の輪を広げる
(2)組実践運動人権啓発推進僧侶研修会と組門徒推進員養成連続研修会(連研)を開催できなかった組の理由を振り返り、教区内各組での開催を支援し、継続を推進する。
(3)*災害時に被災地・被災者支援を行う
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実に取り組む
令和九年度 (1)県内各地域に根差した活動に学び、各地域での支援の輪を広げる
(2)組実践運動人権啓発推進僧侶研修会と組門徒推進員養成連続研修会(連研)を開催できなかった組の理由を振り返り、教区内各組での開催を支援し、継続を推進する。
(3)*災害時に被災地・被災者支援を行う
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実に取り組む



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