教区実践運動

御同朋の社会をめざす運動

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「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)
熊本教区総合基本計画

 宗門では、1986(昭和61)年より「御同朋の社会をめざして」という目標を掲げ、「基幹運動(門信徒会運動・同朋運動)」を進めてまいりました。
その成果と課題をもとに、さらに教えを宗門内外に広く伝えていくこと、また従来の枠組みを超えた多様な活動を、より広く実践していくことをめざし、宗門では、2012(平成24)年4月から、運動名称を「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)と改め、基幹運動の成果と課題を踏まえた宗門全体の活動として進めています。
熊本教区においては、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)総合基本計画、ならびに重点プロジェクト基本計画に基づき、「熊本教区重点プロジェクト」を策定し、全員による実践運動として、現実の社会の中で苦悩する人々の声に真摯に耳を傾けながら、門信徒ならびに僧侶・寺族すべてが実践者として、その成果と課題を着実に挙げていくことをめざします。
 併せて、基幹運動として取り組んできた諸事項(部落差別問題、非戦・平和問題、ハンセン病問題等)にも、内容を点検しながら、ひき続き取り組んでまいります。
 専如門主は、ご親教『念仏者の生き方』において「今日、世界にはテロや武力紛争、経済格差、地球温暖化、核物質の拡散、差別を含む人権の抑圧など、世界規模での人類の生存に関わる困難な問題が山積していますが、これらの原因の根本は、ありのままの真実に背いて生きる私たちの無明煩悩にあります。」とお示しくださいました。これらの現代社会における諸問題に対して、私たちは阿弥陀さまの慈悲に包まれ、智慧に照らされている者どうしであることを自覚しつつ、親鸞聖人のお姿を鑑として、互いに支え合って生き抜いていくことこそが、大切でありましょう。
 お念仏のみ教えを、混迷の社会を導く灯火(ともしび)として高く掲げ、人々にわかりやすく広く伝えながら、立場の違いを認めつつ、誰もが排除されることのない心豊かに生きることのできる御同朋の社会の実現をめざして、共に歩みを進めてまいりましょう。

 

1.教区テーマ

「人の悲しみと向きあうことのできる私に」

 

2.教区重点プロジェクト

スローガン 結ぶ絆から、広がるご縁へ


 
重点プロジェクト 実践目標 貧困(ひんこん)克服(こくふく)()けて ~Dāna(ダーナ) for(フォー) World(ワールド) Peace(ピース)~ >
()どもたちを(はぐく)むために-
期  間 2020(令和2)年度~2023(令和5)年度 <4会計年度>
達成目標 (1)次代を担う子どもたちの育成
(2)災害支援への取り組み
推進計画 令和二年度 (1)子どもの権利擁護を図る「社会的養護」についての学び
*現状に学ぶ啓発・研修会の実施
(2)災害支援における諸問題についての学び
*「傾聴」に関する研修会の実施・傾聴活動への協力
*「お寺ステイ」事業への参加と協力
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実
令和三年度 (1)子どもの権利擁護を図る「社会的養護」についての学び
*現状に学ぶ啓発・研修会の実施
*具体的な実働支援・協力
(2)災害支援における諸問題についての学び
*「傾聴」に関する研修会の実施・傾聴活動への協力
*「お寺ステイ」事業への参加と協力
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実
令和四年度 (1)子どもの権利擁護を図る「社会的養護」についての学び
*子どもたちの現状に学ぶ啓発・研修会の実施
*具体的な実働支援・協力
(2)災害支援における諸問題についての学び
*「傾聴」に関する研修会の実施・傾聴活動への協力
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実
令和五年度 (1)子どもの権利擁護を図る「社会的養護」についての学び
*現状に学ぶ啓発・研修会の実施
*具体的な実働支援・協力
(2)災害支援における諸問題についての学び
*「傾聴」に関する研修会の実施・傾聴活動への協力
*有事に備えた災害対策備蓄品の整理・充実

*「子どもの権利」について
 児童の権利に関する条約第20条では、『家庭環境を奪われた児童又は児童自身の最善の利益にかんがみその家庭環境にとどまることが認められない児童は、国が与える特別の保護及び援助を受ける権利を有する。』と規定されています。
*「社会的養護」について
 様々な理由により保護者がいなかったり、被虐待児や保護者の適切な養育を受けられなかったりする子どもたちを、公的な責任で社会的に保護・養育する仕組みをいいます。社会的養護には、地域の中で養育者の家庭に子どもを迎え入れて養育を行う里親やファミリーホーム、児童養護施設、乳児院等の施設養護があります。


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