熊本教区寺婦連盟行事報告

2025年度

第1回若婦人研修会   2025年9月2日(火)

 今回の研修会では、能令顕真先生(益西組延福寺)を講師にお迎えし、お念珠の修理とリメイクについて学ばせていただきました。初めにお念珠の歴史や他宗派との違いを伺い、今まで知らなかったことばかりで大変学びの多い時間となりました。
 そして、参加者はそれぞれに切れたお念珠や思い出のネックレスを持参し、新しいお念珠にリメイクしていきました。難しい所もありましたが、先生が丁寧に指導してくださいました。玉の穴が小さく紐が通らない時に、先生の豊かな経験で見事に通った瞬間は感動的でした。また、組紐には多くの編み方があり、その奥深さを感じました。練習用の組紐に熱心に取り組む方の姿も印象的でした。
 作業を進める中で一人ひとりの想いが形になっていく様子が心に残り、会場には和やかさと同時に真剣な空気が流れていました。
 今後、私自身さらに腕を磨き、お念珠の修理やリメイクを通じて、多くの方と仏様に手を合わせる心や物を大切にする心を大事にしていきたいと感じました。この度のご縁をいただきました能令先生、ご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます。

(菊池組 等覚寺 泗水久美)

 

総会研修会   2025年6月13日(金)

 今回、菊池組寺族婦人会では組内での研修会を今回の研修会にする形をとり、多くの寺族の方々と同じ時を過ごすことができ、良い1日となりました。
 また、釈先生のお話を実際に聞くことができ、本当にありがたく思いました。
 今回のテーマ「歌う真宗門徒」の内容は、長く受け継がれている『お念仏』について、あたりまえのように考えていましたが、お話を聴く中で、どういう背景があって受け継がれてきたかに触れることで学び直す良い機会となりました。
 宗教は、先に歩んだ人がいて先人の様々な思いを次々とパスをしながら受け継がれて今があります。その形は様々ですが、「歌」に注目し読み解くことで多くの人が先人の色々な思いから影響され、そして新たに思いを「歌」にして表現していく。「歌」一つをとってもこんなにも広がる世界があったんだなと感心させられました。
 その思いに触れ、私たちの『お念仏』が広がった社会は自分を大切にするだけでなく、お互いのことを思いやり、尊重し合う社会になるのだろうと思いました。まさにお念仏が響き渡る世界。私なりに向き合って、パスを出していきたいと思いました。

(菊池組 光満寺 立山博美)

 


2024年度

寺族婦人基礎講座   2025年2月18日(火)

 この度、ご縁を頂き井上見淳先生より、親鸞聖人のご生涯や、浄土真宗の信心について、とてもわかりやすく、心に響くご法話をお聴かせ頂きました。
 弥陀の呼び声がそのまま私たちの信心となり、我にまかせよと、そのままの私を救ってくださる阿弥陀様のはたらきに気付かせて頂きました。
 夕日には手は届かないが夕日の光が私に届く。改めて有難く感じることが出来ました。
 
 気付けば、お寺に嫁いでからというもの、母に任せきりで、毎日保育園の仕事に追われて過ごす日々で、30年という月日があっという間に過ぎていました。
 そんな私が今少しずつお寺のことを受け継ぎ、今日のご縁に遇うことが出来ました。
 道中、玉関組の坊守様方とお話しながら過ごした時間も、私にとっては心癒される、リフレッシュできるひとときとなりました。
 今回、寺族婦人基調講座に参加させて頂き、浄土真宗のみ教えに出会えたことを心より有り難く思いました。井上見淳先生、寺族婦人会並びに熊本教務所の皆様、誠に有り難うございました。
 
(玉関組 徳成寺 平木千恵)

 

第2回若婦人研修会   2025年2月4日(火)

 2月4日の研修会では教務所の菊池さんを講師にSDGsカードゲームを行いました。
 与えられた、お金と時間のカードを使ってプロジェクト活動を行うことでゴールを達成するゲームです。具体的には「交通インフラの整備」、「野生動物の保護」、「衛生教育の促進」などと書かれたプロジェクト活動を手持のお金と時間のカードを使って行い、「大いなる富」、「悠々自適」、「貧困撲滅」など、それぞれのゴールを目指すカードゲームです。ゲームとは言えかなり現実的で、とても盛り上がりました。
 最後に菊池さんからSDGsに関する様々な取組みの紹介を通して、社会のつながりを意識して行動していくことの大切さについてお話をいただき、とても勉強になりました。

(高瀬組 常安寺 隈部佳枝)

 

一日研修会   2024年10月10日(木)

 やっと気候も落ち着いてきた十月十日、熊本別院本堂にて天岸浄圓先生の講義を受けさせて頂きました。
 「寺族に知っておいてほしい仏教」というテーマで、前半は法然聖人の徳を讃えられた親鸞聖人が目指された浄土真宗の「どんな人にでも仏教の縁を結んで欲しい」という願いは、阿弥陀さま、お釈迦さまの本当の願いではないのかということや、「宗教」について歴史の流れの中で整理し、大切さや難しさについてお聴かせ頂きました。更に後半は「宗教」とは私たちが物事を判断する時の依り処となるもので、不変的であり、そこには自分中心や自分の都合は無く「仏教」を依り処とすることが、判断・言葉・行動となり「私の生きる道」となっていくことを学びました。また、時代の中で時に「宗教」は学校教育の場で無意識の信仰となりコントロールされ戦争へとつながっていった事も丁寧な説明から、改めてその重大さも知りました。
 この研修で伝えられた「仏教全体から仏さまの教えを味わう」とか「知らないことを知っていく」ということが、最近ハマっていることと大いに重なる部分があり、自分の中で整理出来ました。以前から「仏教伝道協会」のラジオ番組があることは知っておりましたが、最近ポッドキャストで一年分遡って聴くほど熱心に聴いております。仏教全体を幅広く知ることが出来、時にはゲストが牧師さんのこともあります。意外にも牧師さんの話からキリスト教を通して仏教を味わうこともあり、「知らないことを知っていく」中で、より浄土真宗の教えが深まることを感じます。
 寺族婦人会の研修会は、研修と坊守様方にお会いすることで学ばせて頂くことがいっぱいあり毎回楽しみです。次回もよろしくお願い致します。

(合志組 浄専寺 本山玲子)

 

第1回若婦人研修会   2024年9月4日(水)

 令和6年度第1回寺族若婦人研修会を、9月4日に熊本教区会館にて開催し、17名がご参加くださいました。
 ご講師の大道修先生(益東組教尊寺)に、「お浄土とはどんなところなの」をテーマにご法話いただいた後、「お寺にまつわるエトセトラ」と題して円座になってフリートークを楽しみました。
 フリートークでは大道先生がお寺についての普段聞けないことや疑問に答えてくださり、楽しく貴重な時間となりました。
 このご縁をいただきました大道先生、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。次回も皆様のご参加をお待ちしています。

(天草下組 光明寺 上杦晶子)
 

総会研修会   2024年6月10日(月)

 6月10日、コロナ禍も一段落しましたので、組内の坊守さま方と参加させて頂きました。総会では本部役員の皆様のご苦労を思いながら昨年の活動を思い起こし、本年の活動予定をスマホのカレンダーに記入しました。
 
 研修会では若林眞人先生から、前席は法然聖人さま・後席は親鸞聖人さまのお話をいただきましたが、法然さま54歳当時の「大原問答」は、とても迫力がありました。法然さまと天台僧の顕真さまのやり取りの中で、顕真さまが生と死を超える道を尋ねると、法然さまは「お念仏ひとつでお浄土に生まれる」とお答えになったのだそうです。しかしこの教えを受けて顕真さまは「偏った考えだ」と語ったことが、のちに法然さまのお耳に入ります。すると法然さまは「人は自分に分からない事があれば、まず相手を疑うものだ」とお返事になったと伝わります。このことを自分の身に照らしながら、先生のお話に引き込まれておりました。また、阿弥陀さまは「そのままで良い」と仰せになりますが、それは「このままで良いという事ではない」ということ、深く思わせていただいたことです。

 最後に、「お念仏は入らないと出ないものです」ともお話されました。お寺にご縁を頂き今年で半世紀がたちます。この私にも入りみちて、お念仏の声となってはたらいてくださっていることを慶ばせていただきました。わずか半日の総会、研修会でしたが久しぶりに坊守さま方ともゆっくりお会い出来た、有意義な1日でした。
 
(種山組 西福寺 三原尚美)