新着情報

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3/13(木) 実践運動熊本教区委員会「SNS研修会」開催について

2025年2月21日

 現在、SNSを用いた企業・団体のPRは一般化しています。寺院においても、社会、そして次世代へアプローチしていく際に非常に重要なツールとなっています。本研修会は、その活用方法を学び、教区内の寺院・僧侶がそれぞれに発信力を養い、これからの社会において存在感を発揮していくことに繋がればと願い、企画いたしました。  今回は、”YouTubeでの法話配信”をはじめ、寺院内外で様々な取り組みを行う鹿児島別院より職員の方をお招きし、その理念や活動内容について講義していただくとともに、実際に「デスカフェ」を体験したいと思います。  これからの寺院のあり方を考え、また情報共有や意見交換ができる貴重な場になると考えます。ぜひともご参加のほど、よろしくお願いいたします。  
熊本教区差別法名問題に関するアンケート依頼について

2025年2月17日

 今般、差別法名問題に関わる教区の取り組みに活用するための調査として、アンケートのご回答を依頼いたします。  何卒、より多くの寺院関係者の方よりご回答いただきますようご協力、よろしくお願い申しあげます。  なお、回答期間は令和7年3月31日(月)までを予定しております。添付ファイルのQRコードより、ご回答ください。
読む法話「またがんそ」 (芦北町 芦北組 覺應寺 葦原顕信)

2025年2月1日 ブログ

 日本語の方言を区分する論「方言区画論」によると日本語の方言は16種類あるそうです。ただ、土地ごとに古くから伝わる言いまわしまで考えると、数え切れない種類に枝分かれするのではないでしょうか。実際、隣町であっても伝わらない言葉もあったりします。今回お話するのは私が出あった方言のお話です。  以前宮崎県都城市のお寺の法務員をしていたときのことです。初めて住む土地。道がわからないのはもちろん、話しかけられる言葉も最初の頃は全然理解できず戸惑ったものでした。都城市を含む地域で使われる言葉は「諸県弁(もろかたべん)」と呼ばれ、とても特殊な表現が多くあります。この諸県弁がフランス語に聞こえることを利用したPR動画を小林市が作っているくらいです。ですから世間話一つ理解できない私に、その都度ご門徒さんが様々な言葉を教えてくださいました。  その中で特に印象深いのが、「めあげんそ」と「またがんそ」という言葉です。「めあげんそ」は人の家を訪ねるときに言います。「めあげんそ」とは「みあげもそ」とも言い、「お土産持ってきましたよ」を短くした言葉だそうです。そして今度は帰る時、別れるときに言うのが「またがんそ」です。「また会いましょう」という意味だそうです。  この言葉を教えてもらったとき、良い言葉だなぁと思いました。では、なぜ「さよなら」ではなく、「また会いましょう」と言うのでしょう?これでお別れだと思っているなら出てこない言葉です。  ということは、たとえ今別れることになっても、また会う場所がある、また会う時間がある、そしてまた会いたいと願っている。だからこそ「またがんそ」という表現がうまれたのではないでしょうか。  『仏説阿弥陀経』というお経さまに、    舎利弗(しゃりほつ)、衆生聞かんもの、まさに発願してかの国に生ぜんと願ふべし。ゆゑは    いかん。かくのごときの諸上善人とともに一処に会することを得ればなり。    (現代語訳)    舎利弗よ、 このようなありさまを聞いたなら、 ぜひともその国に生れたいと願うがよい。そのわ    けは、 これらのすぐれた聖者たちと、 ともに同じところに集うことができるからである。 というお言葉がありますが、これはつまり、「お浄土でまた会いましょう」ということであります。  阿弥陀様の願いに出遇うものはみな、お浄土でまた会う世界を恵まれるのです。  そして、その阿弥陀様の願いは「南無阿弥陀仏」と我が声となってくださっているのですから、「南無阿弥陀仏」とお念仏をお称えするところには、このいのち終えたときただ別れていくのではなく「また会いましょう」と言える世界が広がっていくのです。  せっかく「またがんそ」と言える人生、思い出やおみのりをひとつでも多くお土産に持たせてもらいながら、一日一日を送りたいものです。
新年のご挨拶 熊本教区教務所長・熊本別院輪番 大辻󠄀子 順紀

2025年1月1日 ブログ

 慈光迎春   お念仏とともに新年を迎えられましたこと、皆さまとご一緒に慶び感謝申しあげたく存じます。  さて、昨年6月19日に熊本城ホールにおいて、「熊本教区・本願寺熊本別院親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を盛大かつ立派にお勤めすることができました。これも偏に仏祖のご加護はもとより、熊本教区並びに熊本別院の皆さまのご協賛の賜物と改めて厚く感謝申しあげます。  ご法要の準備を進めるなかで、当日が平日ということもあり、2300人収容の熊本城ホールにどれだけご参拝いただけるのかと大変心配しておりました。しかし、その心配をよそにほぼ満席の2000人を超えるご参拝をいただいたことでした。  各組長や法要スタッフのご尽力をはじめ、お参りいただきましたお一人おひとりのお念仏を慶ぶ思い、そしてお念仏を大事にご相続されてきた先人方のお導き、そして何より阿弥陀さまのご催促のお蔭でありました。そんなことにも気づかず自分勝手な思いやちっぽけな考えのなかにお念仏を閉じ込めておったなと、改めて思い知らされたことであり、大変申し訳ないことでした。 ​​ 年が改まろうとも歳を重ねようとも絶えず私たちとともにご一緒くださるお念仏を慶ばせていただきながら職員とともに精進してまいりますので、皆さまには引き続き、ご教導たまわりますようお願い申しあげ新年のご挨拶といたします。 合掌
【全日仏】災害救援活動に対する助成金拠出について

2024年12月18日

今般、宗派加盟団体であります公益財団法人全日本仏教会より、災害被災地域の住民を対象にした ボランティア活動等に対する、災害救援活動助成金拠出について案内がありました。 つきましては、該会の支援活動を周知のうえ、ご活用いただきたく、下記の通りお知らせいたします。 なお、詳細については該会ホームページをご参照くださいますようお願いいたします。 https://www.jbf.ne.jp/activity/rescue_operations/jyoseikinn                    記 1.支援内容  対象期間  2024(令和6)年10月1日から2025(令和7)年1月31日まで               に実施した事業         対象事業  ①被災地におけるボランティア活動              (例:炊き出し、傾聴ボランティア、瓦礫撤去、足湯等)               ②被災地の子どもを対象とした保養事業              (例:被災地の子どもを他府県に招いたキャンプ開催等)         助成金額  発災から5年未満の被災地支援                事業経費の30%、10万円を上限に拠出               発災から5年以上10年未満の被災地支援                事業経費の30%、 5万円を上限に拠出               発災から10年以上20年未満の被災地支援                事業経費の30%、 3万円を上限に拠出         申込方法  指定の書式にて下記書類を郵送またはメールにて申請              ①助成金申請書兼活動報告書              ②事業決算書              ③事業経費の領収書(コピー可)              ④支援活動を行った方々の感想や要望(400字程度)              ⑤保養事業は参加者へ配布した日程表・チラシ等の資料              ⑥支援場所・支援内容・支援対象者が写っている写真3枚         提 出 先  公益財団法人全日本仏教会 財務部               〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4明照会館2階                メールアドレス:zaimu@jbf.ne.jp 2.申込締切 2025(令和7)年2月28日(金)必着
【布教団員向け】2024(令和6)年度 各連区布教使研修会・青年布教使研修会 開催日程について

2024年12月5日

 2023(令和5)年度より、連区布教使研修会、連区青年布教使研修会の開催方法につきまして、開催事務提要に基づき布教団連合役員・事務局および他の連区布教団員の聴講が可能となる、オンラインが併用されることとなりました。  本年度の開催について、下記の通りお知らせいたしますので、参加を希望する布教団員の方は、開催要項に基づきお申し込みください。 【2024.12.5更新】 ※各研修会の開催要項爛「DL」をクリックすると開催要項をご清覧、ダウンロードいただけます。 連区 主幹教区 日程 申込締切 開催要項 講師 第1連区 北海道 6月26日(水)~27日(木) 6月20日(木) DL 北塔光昇勧学(北海道教区上川南組正光寺前住職) 布教団連合同朋研修講師 長 野   東 京 (青年) 9月6日(金) 8月26日(月) DL 大治 朋子 師(毎日新聞編集委員) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 第2連区 岐 阜 9月10日(火)~11日(水) 8月28日(水) DL 木下 明水 師(本願寺派輔教) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 東 海 (青年) 2月3日(月)~4日(火) 1月20日(月) DL 貴島 信行 師(本願寺派布教使、元布教使課程専任講師、龍谷大学客員教授) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 第3連区 大 阪 8月26日(月)~27日(火) ※延期 8月23日(金) DL 大 阪 1月29日(水)~30日(木) 1月15日(水) DL 赤松 徹眞 師(本願寺史料研究所長、龍谷大学前学長) 天岸 淨圓 師(行信教校校長) 安部 惠証 師(布教団連合同朋研修講師) 京 都 (青年) 2月18日(火)~19日(水) 2月3日(月) DL 今井 雅晴 師(筑波大学名誉教授、東国真宗研究所長) 岡村 喜史 師(本願寺史料研究所上級研究員) 田中 信勝 師(布教団連合同朋研修講師) 第4連区 安 芸 7月1日(月)~2日(火) 6月14日(金) DL 相馬一意勧学(東京教区茨城西組西光寺住職) 布教団連合同朋研修講師 山 陰 (青年) 10月1日(火)~2日(水) 9月20日(金) DL 岩本 孝樹 師(布教団連合同朋研修講師) 赤井 智顕 師(相愛大学非常勤講師) 第5連区 佐 賀 2月27日(木)~28日(金) 2月7日(金) DL 井上 見淳 師(福岡教区嘉麻組正音寺、龍谷大学社会学部准教授、司教) 安部 惠証 師(布教団連合同朋研修講師) 北 豊 (青年) 10月23日(水)~24日(木) 10月4日(金) DL 舟川 智也 師(北豊教区京仲組両徳寺) 松﨑 智海 師(北豊教区小倉組永明寺) 田中 信勝 師(布教団連合同朋研修講師) ※連区内の参加者が優先されます。他連区よりの参加は原則オンラインとなります。 ※第1連区から第4連区のお申し込みにかかる詳細については、主幹教区にお問い合わせください。   ご参考:2024年度連区研修会開催にかかる事務提要