新着情報

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聞法のつどい(第2支部布教大会)のお知らせ

2025年1月10日

◇期 日  2025(令和7)年1月30日(木) ◇会 場  徳成寺(玉東町木葉1056-1 ℡0968-85-2228) ◇参加費  自由懇志(皆様の懇志によって運営しております)
第1支部布教大会のお知らせ

2025年1月10日

◇期 日  2025(令和7)年1月31日(金) ◇会 場  本願寺熊本別院(熊本市中央区坪井2-3-32 ℡096-343-8283) ◇参加費  自由懇志(皆様の懇志によって運営しております)
新年のご挨拶 熊本教区教務所長・熊本別院輪番 大辻󠄀子 順紀

2025年1月1日 ブログ

 慈光迎春   お念仏とともに新年を迎えられましたこと、皆さまとご一緒に慶び感謝申しあげたく存じます。  さて、昨年6月19日に熊本城ホールにおいて、「熊本教区・本願寺熊本別院親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」を盛大かつ立派にお勤めすることができました。これも偏に仏祖のご加護はもとより、熊本教区並びに熊本別院の皆さまのご協賛の賜物と改めて厚く感謝申しあげます。  ご法要の準備を進めるなかで、当日が平日ということもあり、2300人収容の熊本城ホールにどれだけご参拝いただけるのかと大変心配しておりました。しかし、その心配をよそにほぼ満席の2000人を超えるご参拝をいただいたことでした。  各組長や法要スタッフのご尽力をはじめ、お参りいただきましたお一人おひとりのお念仏を慶ぶ思い、そしてお念仏を大事にご相続されてきた先人方のお導き、そして何より阿弥陀さまのご催促のお蔭でありました。そんなことにも気づかず自分勝手な思いやちっぽけな考えのなかにお念仏を閉じ込めておったなと、改めて思い知らされたことであり、大変申し訳ないことでした。 ​​ 年が改まろうとも歳を重ねようとも絶えず私たちとともにご一緒くださるお念仏を慶ばせていただきながら職員とともに精進してまいりますので、皆さまには引き続き、ご教導たまわりますようお願い申しあげ新年のご挨拶といたします。 合掌
【全日仏】災害救援活動に対する助成金拠出について

2024年12月18日

今般、宗派加盟団体であります公益財団法人全日本仏教会より、災害被災地域の住民を対象にした ボランティア活動等に対する、災害救援活動助成金拠出について案内がありました。 つきましては、該会の支援活動を周知のうえ、ご活用いただきたく、下記の通りお知らせいたします。 なお、詳細については該会ホームページをご参照くださいますようお願いいたします。 https://www.jbf.ne.jp/activity/rescue_operations/jyoseikinn                    記 1.支援内容  対象期間  2024(令和6)年10月1日から2025(令和7)年1月31日まで               に実施した事業         対象事業  ①被災地におけるボランティア活動              (例:炊き出し、傾聴ボランティア、瓦礫撤去、足湯等)               ②被災地の子どもを対象とした保養事業              (例:被災地の子どもを他府県に招いたキャンプ開催等)         助成金額  発災から5年未満の被災地支援                事業経費の30%、10万円を上限に拠出               発災から5年以上10年未満の被災地支援                事業経費の30%、 5万円を上限に拠出               発災から10年以上20年未満の被災地支援                事業経費の30%、 3万円を上限に拠出         申込方法  指定の書式にて下記書類を郵送またはメールにて申請              ①助成金申請書兼活動報告書              ②事業決算書              ③事業経費の領収書(コピー可)              ④支援活動を行った方々の感想や要望(400字程度)              ⑤保養事業は参加者へ配布した日程表・チラシ等の資料              ⑥支援場所・支援内容・支援対象者が写っている写真3枚         提 出 先  公益財団法人全日本仏教会 財務部               〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-4明照会館2階                メールアドレス:zaimu@jbf.ne.jp 2.申込締切 2025(令和7)年2月28日(金)必着
【布教団員向け】2024(令和6)年度 各連区布教使研修会・青年布教使研修会 開催日程について

2024年12月5日

 2023(令和5)年度より、連区布教使研修会、連区青年布教使研修会の開催方法につきまして、開催事務提要に基づき布教団連合役員・事務局および他の連区布教団員の聴講が可能となる、オンラインが併用されることとなりました。  本年度の開催について、下記の通りお知らせいたしますので、参加を希望する布教団員の方は、開催要項に基づきお申し込みください。 【2024.12.5更新】 ※各研修会の開催要項爛「DL」をクリックすると開催要項をご清覧、ダウンロードいただけます。 連区 主幹教区 日程 申込締切 開催要項 講師 第1連区 北海道 6月26日(水)~27日(木) 6月20日(木) DL 北塔光昇勧学(北海道教区上川南組正光寺前住職) 布教団連合同朋研修講師 長 野   東 京 (青年) 9月6日(金) 8月26日(月) DL 大治 朋子 師(毎日新聞編集委員) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 第2連区 岐 阜 9月10日(火)~11日(水) 8月28日(水) DL 木下 明水 師(本願寺派輔教) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 東 海 (青年) 2月3日(月)~4日(火) 1月20日(月) DL 貴島 信行 師(本願寺派布教使、元布教使課程専任講師、龍谷大学客員教授) 麻田 秀潤 師(布教団連合同朋研修講師) 第3連区 大 阪 8月26日(月)~27日(火) ※延期 8月23日(金) DL 大 阪 1月29日(水)~30日(木) 1月15日(水) DL 赤松 徹眞 師(本願寺史料研究所長、龍谷大学前学長) 天岸 淨圓 師(行信教校校長) 安部 惠証 師(布教団連合同朋研修講師) 京 都 (青年) 2月18日(火)~19日(水) 2月3日(月) DL 今井 雅晴 師(筑波大学名誉教授、東国真宗研究所長) 岡村 喜史 師(本願寺史料研究所上級研究員) 田中 信勝 師(布教団連合同朋研修講師) 第4連区 安 芸 7月1日(月)~2日(火) 6月14日(金) DL 相馬一意勧学(東京教区茨城西組西光寺住職) 布教団連合同朋研修講師 山 陰 (青年) 10月1日(火)~2日(水) 9月20日(金) DL 岩本 孝樹 師(布教団連合同朋研修講師) 赤井 智顕 師(相愛大学非常勤講師) 第5連区 佐 賀 2月27日(木)~28日(金) 2月7日(金) DL 井上 見淳 師(福岡教区嘉麻組正音寺、龍谷大学社会学部准教授、司教) 安部 惠証 師(布教団連合同朋研修講師) 北 豊 (青年) 10月23日(水)~24日(木) 10月4日(金) DL 舟川 智也 師(北豊教区京仲組両徳寺) 松﨑 智海 師(北豊教区小倉組永明寺) 田中 信勝 師(布教団連合同朋研修講師) ※連区内の参加者が優先されます。他連区よりの参加は原則オンラインとなります。 ※第1連区から第4連区のお申し込みにかかる詳細については、主幹教区にお問い合わせください。   ご参考:2024年度連区研修会開催にかかる事務提要
読む法話「真のお導師」 ( 芦北町 芦北組 覚円寺 黒田了智)

2024年12月1日 ブログ

 現在の葬儀は火葬で行いますが、かつて50〜60年ほど前までは、土葬の葬儀がまだ行われていました。土葬と火葬で色々な面で違いがありますが、一つは棺の形が違います。現在の棺はご遺体を寝せてご安置する「寝棺」ですが、土葬時代の棺は座らせてご安置する「座棺」でありました。寝棺であれば顔は上を向いておられるので、向きは問題になりませんが、座棺となると顔の向きが決まってきます。果たしてどちらに向けてご安置していたのでしょうか。  葬儀をお別れの式と捉えるならば、お参りの方と顔を合わせてという事で、参列の方の方に顔を向けていたのでは?と思いますが、そうではなく、仏様の方に顔を向け、参列の方には背中を向けてご安置していたようです。さらに、棺の上には葬儀の際に導師が付ける七條袈裟(しちじょうげさ)と七條袈裟の肩口につける修多羅(しゅたら)という紐を乗せてお勤めしておりました。この事は一体何を意味するのでしょうか。  葬儀の際にお勤めをする僧侶の事を「導師」といいます。真実の教えに導いて下さる先生という意味です。実際の導師はお手次のお寺の住職がされますが、「真のお導師」は亡くなられた故人である、という事が、先ほど挙げた棺のご安置の仕方に表されていた、という事であります。  それでは、何を教えて下さる先生なのか。まず、自らの生命を持って「誰もが必ず生命終えていかねばならない」という私たちの逃れ難い現実を教えてくださる先生であります。さらにその「必ず生命終えていかねばならない」私たちの生命を、決して死んで終わりの生命には終わらせないとはたらき、お浄土に生まれさせ仏と仕上げて下さる阿弥陀如来の教えに導いて下さる先生であります。もう既にお浄土に生まれられて、私たちもたどっていくお浄土への道筋を示して頂いた方でありました。  土葬から火葬へと葬儀の形は変われど、その心は変わりません。葬儀は単にお別れの式ではなく、私たちが大事な教えに遇わせて頂く尊いご縁であります。そしてそれを教えて下さるのが亡くなった故人でありました、という中に、別れの寂しさと共に、有難うございますと、手が合わさっていく事でありました。